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2016年10月30日
KTS鹿児島テレビ特別番組
「時代は御花畑から始まった 〜薩長150年は問いかける〜」
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2016年10月29日
パネル展示:全容解明!薩長同盟締結の舞台「御花畑」
長年の謎であった「御花畑」
慶応2(1866)年1月、それまで対立していた長州藩と薩摩藩が薩長同盟を締結
このことは徳川幕府の終焉、そして明治維新への大きなきっかけとなりました。これまで薩長同盟締結の地は、薩摩藩家老・小松帯刀が近衛家から委ねられた屋敷「御花畑」邸で室町頭にあったという研究は進められていたものの、正確な場所については正確な比定がなされていませんでしたが、
150年目の節目の年である2016年、原田良子氏により「森之木町」にあったことが突き止められました。
根拠となった京都府行政文書である「貫属士族受領並拝借買得邸一件」の中に収められていた文書と添付図から、
近衛家が森之木町に所有していた邸宅地の総坪数、実数や二階建があったこと等が判明し、
また時を同じくして黎明館所蔵「御花畑絵図」(玉里島津家資料)が初公開され、間取りや増築の様子が描かれ、幕末緊張高まる京都にあって重要な屋敷であったことを裏付けています。
御花畑の場所と機能
二本松薩摩藩邸の北約800メートルのところにあり、敷地は1796坪という広大さ、長屋だけで162坪あり、多くの藩士が住まえる准藩邸としての機能を兼ね備えた屋敷といえます。
絵図に併記:屋敷総面積 1796坪4分5厘
うち瓦平屋建 204坪5分
瓦住居二階建 10坪/土蔵9坪/湯殿雪隠21坪
瓦平屋長屋 162坪
門3カ所 3坪7分5厘 門番所 8坪7分5厘
納屋3坪 社 6坪
多くの部屋に加えて、屋敷内を禁裏御所に伸びる水路が貫き、茶室も2カ所、中庭に面して庭木が望め、池を伴う大きな庭園や花壇、広々とした風呂場も2カ所あり、「御物見」(展望所)の他に、主殿にも二階建て部分もありました。
このように客人をもてなす機能も充分に備えていた「御花畑」は、薩長同盟締結の場として、ふさわしい場所であったといえます。
作図: 原田良子、新出高久「薩長同盟締結の地「御花畑」発見」(『敬天愛人』34号 西郷南洲顕彰会 2016年)
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2016年10月02日
講演:明治維新150年カウントダウン事業・特別講演
2016.10/01
明治維新150年カウントダウン事業・特別講演
「発見!薩長同盟150年〜舞台はお花畑〜」
と題し、山形屋(@鹿児島市)社交室で講演をさせて頂きました。
尊敬する原口泉先生 (志學館大学教授、鹿児島大学名誉教授、鹿児島県立図書館館長)、東川龍太郎氏( かごしま探検の会 代表理事理事) とのトークショーもあり
定員を上回る多くの方にご参加頂けました。
講演の中でもお話させて頂きましたが、鹿児島と京都は昔から深い絆で結ばれています。
西郷隆盛の長男 西郷菊次郎は、二代目京都市長ですしね。
私は鹿児島が大好きなので、このような機会を頂け、本当に嬉しかったです。これからも京都と鹿児島の架け橋となれるよう励みたいです。
講演会場である山形屋 (紅花貿易から始まり、第24代藩主 島津重豪の時代に初代 源衛門 氏が東北山形から薩摩へ 265年以上の歴史)の社交室は、物語るに最高の舞台でした。
山形屋 岩元修二社長様もご挨拶下さり「山形屋247年」(発行:株式会社山形屋)も謹呈頂け、有難いことでした。
また、山形屋 樋口真也様が企画作成された鹿児島の古地図のハンカチ「幕末薩摩御城下概観図」もお薦めで、山形屋1階で販売されています。
講演会場には、大好きな友人たちが足を運んで下さいました。
着物を着付け下さった鮫島京子さんとご友人の方々、鹿児島西ロータリークラブの鮎川様、吉満庄司様(鹿児島県知事公室政策調整課 専門員)、堂脇悟様(エフエム鹿児島、元KTS)、今村英二様(今村病院 慈愛会 理事長)、井出祥雄様(読売新聞) 吉富さん、金城さん、トミーさん etc 有難うございました。
企画下さった森永愛美さんから始まりました。有難うございました。
かごしま探検の会の東川隆太郎さん・美和さん、大変お世話になりました。感謝です。
主催:明治維新150年カウンドダウンイベントチーム会議
(鹿児島市、鹿児島観光コンベンション協会、NPO法人かごしま探検の会、鹿児島市維新ふるさと館、山形屋、マルヤガーデンズ、アミュプラザ鹿児島、かごっまふるさと屋台村)
また、鹿児島に帰ってきますね!
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