薩長同盟150年目の2016年、締結地「御花畑」発見の新聞掲載の第一報は、
6月3日、原口泉「薩長同盟の地 御花畑『発見』」(産経新聞 朝刊「歴史のささやき」2016.6/3)でした。
連載は、原稿を書いて、新聞社との編集作業を経て、掲載まで 約一週間かかるそうです。
御花畑のあった地名「室町頭」は、京都市上京区「森之木町」であることは、京都市内全図書館に所蔵される複数の地名研究の本に「室町頭は森之木町」と言及される京都の常識であり、原口先生に以前からお伝えしていました。志學館大学の共修生として京都から授業でも触れて頂いていました。
「資料が揃っていたので、すぐに原稿が書けた」と原口泉先生のお言葉でした。
薩長同盟締結地「御花畑」(近衛家別邸・小松帯刀寓居)の場所、所有者、坪数などの実数を公文書から特定する京都府行政文書を発見した経緯、
室町頭が「森之木町」であることは公知の事実ですが、西郷隆盛文書に「御花畠水車」の記述を見出せ、御花畑に水路があった可能性から、御用水路(賀茂川から取水し禁裏御所へと流れる水路)が当時の「森之木町」に存在していたことを古地図に確認したことから始まったこと等、丁寧に紹介下さり、御花畑が「準藩邸」との考察をされています。
原口先生、有難うございました。
※詳細は、同ブログ「御花畑」発見の経緯 をご参照下さい。
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